【特別企画】親子で取り組むゴーカート♫

千葉県市原市にある新東京サーキットより、こんにちは。

昨年、ドライバーにスポットを当てた記事をアップしたのですが。
⇒【その時の記事

予想を大きく上回る反響があり、またやりたいな~と思って、早半年(笑)。だいぶ時間が空いてしまいました。

さて、今回は『親子で走るゴーカート』をテーマに取材を行いました。お子さんがカートドライバーでお父さんがピットマン。え?なにそれ?と思ったそこのお父さんお母さん、実際に活動している親子カーターにどんな活動なのか?聞いてみましょう。
c0224820_16072420.jpeg
(2019.3.2撮影)

c0224820_14341757.jpg
(2019.3.3撮影。大雨のサバイバルレースで見事優勝)

今回インタビューさせていただいたのは、3月3日に新東京サーキットで開催された『NTC CUP SERIES開幕戦』で、見事優勝を飾った菊池 貴博(きくち・たかひろ)(以下:貴)くんと、そのお父さんです。ちなみに写真からもわかるとおり、実はお姉ちゃんもカート大好き。myスーツを持っており、昼休みにはレンタル乗り放題でずっと乗っているほどです。

さて、そんな菊池家ではどんなカート活動をしているのでしょうか?

(以下、文章や文脈は編集しております)
c0224820_18325576.jpg
c0224820_17260587.jpg

貴:3歳の頃に初めてキッズカートに乗りました。でもエンジンの音が怖くてすぐに降りてしまいました。それから小学校2年生の時にTVアニメの『カペタ』をみていて、最初の頃のエピソードにボロボロのカートでも最後まで諦めずに走る姿が格好良くて、すごい感動しました。その時お父さんに『もう一度乗りたい』と、お願いしました。

父:元々私がモータースポーツ経験者だったので乗せたかったのですが、エンジンの音で泣き出したので一日で挫折しました(笑)。それから『カペタ』の影響で自分から『カートに乗りたい』と言い出したので、チャンスだと思いましたね。

◆そのタイミングが2016年。キッズカートから走り始め、デビューレースでいきなりの表彰台!その後のレースも立て続けに表彰台へ上がることができました。そして翌年からカデットに乗り換えて各地のレースに参戦。しかし最近のご活躍からすると、思っていた以上にカート歴が短いなと感じましたが…?

父:周囲のジュニアドライバーたちは10歳で、すでにカート歴7年とベテランばかり。出遅れた感はあったのですが、あまり焦りませんでした。自身のモータースポーツ経験から、息子が回り道をしなくてもいいように良い環境、良い道具を選び、途中までは導く事が出来ていると思っています。
それに出遅れた分、成長は毎回感じることができますし、なによりもカートを始めていなかったらこんなにも濃密な親子関係にならなかった気がします。我が家の場合、親子で何かを成し遂げる事はカート以外では出来ないと思っていますからね。
c0224820_19060413.jpg
◆ゴーカートを、はじめて3年目。まだまだ始まったばかりの菊池親子。その中でも特に印象深いレースを聞いてみました。

父:息子はおっとりしていて優しい子ですが、それが走りにも出てしまうときがあります。経験のなさかもしれませんが、それが特に出てしまったのが鈴鹿国際サーキットでのレース(東西統一戦)。結果はもちろんですが、レース内容にも満足できませんでした。地元勢にもいいようにやられてしまい、レースから帰ってきて息子は泣いていました。

・・・

そして私も車に篭って泣いてしまいました(笑)。しかも30分近く(笑)。
c0224820_18425225.jpg

(楽しい時間だけではなく)
(時には厳しい面にも親子で向き合わないといけない)


父:しかしその年(18年)の開幕戦のモテギはよかった!最初はこれも経験とあまり気負わず参戦しましたが、結果を見れば2位表彰台!レース内容も良くて驚きましたし、とても興奮しました。

貴:僕も驚いた。表彰台までいけるなんて思っていなかったから。嬉しかったです。

◆いい意味で羨ましいです。そんな風に親子が本気で泣いたり、喜び合ったり、なかなかできる経験ではありません。ブログ管理人なんて、娘たちと本気になるのはスマブラ対戦ぐらい…?(笑)それはさておき。
18年は1戦1戦を大事に戦い抜き、ほかにも新東京のシリーズでは優勝3回、ヤマハ全国大会ではなんと全国5位入賞と輝かしい成績を収めました。さらに初の海外レースまで!どうでしたか?

貴:最初はなにもわからなくて不安だったけど、走ってみるとタイムは同じだし、レースでもしっかりとバトルができました。国内でも海外であっても、どこで走ってもレースは一緒なんだと感じました。

◆そして、18年の経験や結果がつながっていきます。19年2月、今年の全国大会の会場である鈴鹿サーキットへ参戦。そう、あの苦い想いをしたサーキットへのリベンジとなりました。
c0224820_19124103.jpg
父:ちょっとアウェーな感じがありましたが、参加台数を見て楽しみの気持ちが強かったです。

貴:鈴鹿では『表彰台に上がりたい』という目標があった。いつもは父に『もっと高い目標を持て!』と言われるけど、今回は自然に『勝ちたい』と、強い気持ちが沸いてきました。

父:レースでは、練習からセットが出ていた(決まっていた)ので変更はしませんでした。私の見解としては『より頑張ったドライバーが勝つ』だろうと、見守っていました。

◆そしてレース当日。結果だけ見てみますと…。タイムアタックは26台中2位通過。予選ではトップ!そして決勝では…

2位表彰台!
c0224820_10085921.jpg
c0224820_19124572.jpg

貴:でも悔しかったです。目の前にいて、あとちょっとだったのに…。今までは、追いつけなかったライバルたちに追いついた時はすごい嬉しくなって楽しかった。でも今回は、たくさん頑張れたけど…、やっぱり悔しいです!

父:先程も言いましたが、息子はまだまだ成長過程にいます。勝てる、抜けるレースを落としてしまった感があります。息子が今後どう解決していくか、見守りたいと思います。

◆さて、そんな貴博くん。インタビュー中に『最近ハマっている事は?』との質問に『魚をさばく事!』と、驚きの発言。なんでもYOUTUBEを見て、自分もやってみたいと思ったようです。その様子を写真で見せてもらいましたが…
c0224820_19142384.jpg
c0224820_19142456.jpg
c0224820_19142691.jpg
想像以上にさばいてる!(笑)

いろいろな事に意欲がある貴博くんに、魅力を感じずにはいられません!最後に今年のシリーズについて聞いてみると…

2019年 新東京で新年号、元年チャンピオンを取って看板に載る事です!

素晴らしいインタビューになりました。答えてくれてありがとうございました。

貴博くん、今年のカート活動もがんばってください✩

by n-tokyo-circuit | 2019-03-07 10:18 | NTC BLOG