17年度レンタルカートフェスティバル、レースレポート
アラフォーズ@NSP
と、同シリーズ2位の・・・
おにぎりレーシング
このイベント参戦費用助成はSUPER GT-Kのシリーズ賞典で、今回は上記2チームが対象となり、参戦いただきました!
そして、そのレースレポートが届いたので下記に掲載します。
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2017年、第12回レンタルカートフェスティバルはツインリンクもてぎ北ショートコースにおいて2月18日(土)スポーツカート4時間耐久、2月19日(日)レンタルカート5時間耐久が開催されました。
「アラフォーズ@NSP」は2016年SUPER GT-K GT-1クラス シリーズチャンピオンとして土曜日の4時間耐久に挑戦しました。まずこの挑戦のハード面、ソフト面からサポートいただきました各社、㈱新東京サーキット様、(有)チームオーガスト様、㈱ネオ・スピードパーク様(五十音順)にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
また、新東京サーキットからは、
「勇レーシングtousou」
「ARK50’s@RF AOYAMA」
「e-Connection MS室」
「おにぎりレーシング」
「TECORSA」
(エントリーリスト順)の計6チームエントリーで心強かったです。
エントリーの構成はチャレンジクラス8チーム、エンジョイクラス18チームの計26チームで予定時間より若干早めにグリッド整列が完了し、2周のフォーメーションラップの後、スタンディング方式で4時間耐久レースのスタートが切られました。
大会目標に「全チーム完走。参加者全員が楽しくレースを行なう」「ノーペナルティ。マナーの良いレース」がうたわれています。そのためか安全装備チェック(リブプロテクター必携、車両ドレンボルトワイヤーチェックなど)がきちんと実施されていました。
また、ピットロードでの速度チェック、あご紐チェック、コースイン時のイエローラインカットなども次々ペナルティ処理されることで安全を重視していることも感じ取ることが出来ました。
このレースのレギュレーションの主なポイントとして
1、スタート時2リットル、給油は2リットルで3分給油所で停止。
2、一人最低30分以上走行する。
3、セーフティーカー中は給油所はクローズ。ピットロード出口もシグナルでコントロールされる。
4、タイヤがアドバンEDではなくダンロップSPで接地面積少なめ。
があります。
「アラフォーズ@NSP」は、レギュポイントの対策として前日練習用にダンロップタイヤを1セット別に投入し、4回給油、軽いドライバーの走行時間、セーフティーカー投入前に給油所飛込みを狙わない、ダンロップタイヤの適正なトレッドおよびエア圧を決定しました。
スタート後は伊藤選手で30分以上引っ張る予定でしたが、抜くに抜けないチャレンジクラスに追いついた上、他のエンジョイクラス車両に風除けに付かれペースが上げられませんでした。
そこで20分経過を待たずに給油、渡辺選手に交代、その後山田、吉本リーダーとつなぎ、残り1時間あたりでバックストレート上でエンジンブロー車両が発生、その後ろにいたのが「アラフォーズ@NSP」吉本リーダーではないですか!案の定スピンし後ろ向きでグラベルに突入。オイルなのでブロー車両に吸い込まれるように接触、跳ね返ってコース復帰。このあと2~3台がスピンしながら吸い込まれて赤旗となりました。サンドイッチにならなかったので運気は良かったようです。
セーフティカー先導による一列走行が再開され、再スタートとなりました。この時点で「アラフォーズ@NSP」は4位、3位の「おにぎりレーシング」は数台前に…先に動きを見せた「おにぎりレーシング」が給油のためピットイン。こちらはセーフティカーの先はクリアでしたのでコースにとどまりペースアップです。両車のタイムを確認しながら、タイミングを見て今度は「アラフォーズ@NSP」が給油のためピットインし伊藤選手に交代、給油所での作業は禁止ですのでピット前でのチェーングリスを塗る必要があります。
ここは、勝負!グリス添付なしでコース復帰です。
これで前に出ることが出来ました。2位チームとの差はあったのですが、赤旗中も時計が止まらなかったため燃料に余裕があり全開です。4時間が経過し、そのまま3位でチェッカー。このあとウイニングランのバックストレートで2位がガス欠。タラレバですが、赤旗で時計が止まっていれば…。「アラフォーズ@NSP」らしいレースとなりました。
昨年2位、今年3位、来年こそは…
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アラフォーズさん、レポートありがとうございました。ブローによるオイル漏れ、去年を思い出せば他人事ではありません(泣)。ただ、どんな状況になったとしても、それもレースとして前向きに、そして挑戦的に攻めていくチームの姿勢こそ、レースを全力で楽しむ事につながったのではないでしょうか。
アラフォーズ含め、参戦いただいたすべてのチームに感謝です。今年もカートライフを、一緒に楽しみましょう!では✩